アンコール

今回のテーマは「アンコール」です。

ライヴの本編が終わってから、もっと見たい、もっと聴きたいというファンが「アンコール アンコール」と叫び、アーティストがその声に応え、特別に演奏をしてくれるという事。それがアンコール。
今回このテーマを書くにあたってGLAY及び、GLAYファンには少し痛いことも書いているが、興味ある人は読んでみて下さい。それではスタート。

最近このメルマガでも何度か話題が出てきたが、最近僕は「SEX MACHINEGUNS」のライヴに行っている。そこで起こった衝撃的な出来事について書きたいと思う。
6月19日、僕は神奈川県民ホールに、初めて「SEX MACHINEGUNS」のライヴを見に行った。ライヴが始まり、すごい世界を体験した。爆音で繰り出されるヘビィなサウンド。そして早い演奏。身体が勝手に動く。かなりすごかった。
まぁ、僕の感想はいいとして・・・その後本編が終わりアンコールが巻き起こる。
(ちなみにマシンガンズのアンコールはみんなで「セーックス、マシンガンズ!! セーックス、マシンガンズ!!」と叫ぶのだ。)
しばらくして、アンコールに応えてメンバーが登場しアンコールが演奏された。
そして、そのアンコールも終わり、メンバーがステージを去り、会場には「本日の公演は終了しました」とアナウンスが流れる中、みんなが「セーックス、マシンガンズ!!セーックス、マシンガンズ!!」と、またアンコールを叫んだのだ。
僕は驚いたが、確かに初めてのライヴで大感動し、もっと演奏を見れたなら最高だと思い、一緒にアンコールを叫んだ。そして、会場全体がアンコールの声で一色になった時、なんと、メンバーが出てきたのである!!「よく呼んでくれたなぁ。
呼んでくれたなら僕達はやりますよ」とリーダーのANCHANG。そして、アンコールの2回目が演奏された。そして、そういう事がもう1回。なんと、アンコールが3回もあったのだ。「公演終了」のアナウンスが流れてもアンコールを叫ぶファン、そしてアンコールに応えてくれるメンバーをすごいと思った。

それからしばらくして、マシンガンズファンのホームページを覗き、他会場でのライブのセットリストやライヴレポを読んだが「○○ではアンコールが4回あったよ」、「○○では、5回あった」というような書き込みを見た。僕は衝撃を受けた。
お客さんの「観たい」という声が大きければ、それに応えてくれる熱いバンドだと思った。

ライヴを観て、更にマシンガンズを好きになり、ライヴのDVDを買ってみた。そこに映し出されているものもやっぱりすごかった。

「お前ら、よく呼んだなー。愛媛(ANCHANGの地元)やから特別とちゃうねんで。
お前らが呼んだから来たんやー。会場使用時間はとっくに過ぎてるぜー!!」
と言って始まる演奏・・・。

また、別の日のライブの映像には、ライヴが終わり既に楽器をおろしたメンバーが1人1人最後のMCをし、その後全員が花道の先端まで走り手を振っていた。そこでライヴは終わるはずだったに違いない。しかし、メンバーが花道から戻ろうとした時に、どこからか「セーックス、マシンガンズ!!セーックス、マシンガンズ!!」
と声が上がり、次第にお客さん全員がアンコールを叫びだした。

するとANCHANGが「なに?そんなにまだ聴きたいの?」
・・・「スタッフのみなさん、すいません。勝手にやります。」と言って演奏が始まってしまった。

この時、演奏前にANCHANGはステージ上で自分でギターのチューニングをしていた。
「もしかしてアンコールでまた演奏するかも」という時は、スタッフの人が前もってギターのチューニングをしているに違いない。この日のアンコールはスタッフの予想をも上回ったようだ。すごいぜ!!


と、GLAY以外のバンドの事を長々と書いて失礼しましたが、本来のアンコールとはそういうものなんだなぁと思わされました。
GLAYはかなり大きくなり過ぎた為にそういう事は難しいかもしれない。アンコールの声がまばらであっても、とりあえずアンコールはある(初めから予定されている)し、お客さんもそれを当たり前だと思い、本編の後、アンコールでメンバーが出てくるまで、座って待つという人も少なくない。そして、アンコールが終わり「公演終了」のアナウンスが流れれば「もうメンバーは出てこない」とみんな帰って行くのである。
さっきも言ったが、GLAYは大きくなりすぎた為に、いきなり予定外の事をやろうとしても、メンバーのプレイ面であったり、照明等の演出にしても、急にはできないだろう。そして、広すぎる会場ではどこかでアンコールが叫ばれても、会場全体には伝わっていきずらい(いや、いかない)。
だから、GLAYのライヴでは2回目のアンコールは起きづらいと思う。しかし、もし予定されたアンコールが終わり、アナウンスが流れても会場全体からアンコールがあれば、メンバーは出て来てくれると思う。もともと人に何かを伝えたくてやっているアーティストが、ファンの声に気持ちが揺らがないワケがない。
まぁ、むずかしい!!GLAYのライヴで予定外のアンコールを起こすのは難しい!!
でも、それができたなら「GLAYファンはかなり熱い」って事だぜ!!

ここまで読んでくれた人、ありがとう。
これからも頑張ってGLAYを応援していきましょう!!

このブログ記事について

このページは、2007年10月 4日 03:35に書いたブログ記事です。

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