アドリブ練習

ここではGLAYの「SOUL LOVE」を題材にアドリブ(即興演奏)の練習をしてみようと思います。GLAYのギターを弾いている人で、スコアを見ながらコピーだけしていたという人も、今回はぜひアドリブに挑戦してみましょう。理論等の説明は最小限にして、とりあえずアドリブしてみようという感じです。


1.使えるスケール(音階)を探す

GLAY等、ロック・ポップスの曲でギターソロによく使われるスケール(音階)として「メジャースケール」というスケールがあります。曲のキーがC(ド)の場合に ド、レ、ミ、フ、ァ、ソ、ラ、シ の音を使って演奏するというスケールです。

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↑ギターの指板上のド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、のポジションを表したのが図です。 (つまりこれがCメジャースケールのポジションです)


今回は「SOUL LOVE」でアドリブに挑戦してみるのですが、「SOUL LOVE」のギターソロで使われているキーはB(シ)です。今説明したメジャースケールが C(ド)の音を元にしたCメジャースケールだったので、それをB(シ)の音が元になるBメジャースケールに変えてやれば「SOUL LOVE」のソロのアドリブに使える Bメジャースケールができます(実際TAKUROさんもBメジャースケールを使って「SOUL LOVE」のギターソロを演奏しています。)その方法としては、すべての音を半音ずつ下げてやるだけです(C(ド)とB(シ)の音程の差が半音だからです。)

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↑これが「SOUL LOVE」で使えるBメジャースケールです。 この中で3F~7Fまでのポジションや11F~14Fでのポジションがオーソドックスで、よく使われたりします。


2.プレイ

これで「SOUL LOVE」で使えるスケールがわかったので、実際にやってみましょう。

TERUのボーカルの”Baby you~♪”と歌った後からギターソロまでの間奏で演奏されているフレーズを無視して(^^;さきほどのBメジャースケールを使ってアドリブしてみしょう。「チョーキング」「ハンマリング・プリング」「スライド」等のテクニックも使ってみましょう。スッキリと音がハマって気持ちのいいアドリブがとれるハズです。

このブログ記事について

このページは、2007年10月 5日 13:31に書いたブログ記事です。

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